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海外法人設立の手続きと各国要件を徹底比較|タイ・ベトナム・シンガポール・米国ほか

2026.7.6

海外法人を設立したいが、どの国を選べばいいのか、手続きはどれほど複雑なのか——そんな疑問を抱えたまま、最終的な判断が下せずにいる方は多いですね。タイ、ベトナム、シンガポール、米国、それぞれに異なる要件があり、「比較しようにも情報が散らばっていて整理できない」っていう状況は、海外事業部の担当者の方からよくお聞きします。

実際に現地でビジネスをやってる立場から正直に言うと、国選びの失敗は設立後の撤退コストや機会損失に直結します。手続きの煩雑さ以上に、「なぜその国に設立するのか」という戦略的な軸が定まっていないと、どれだけ情報を集めても決断できないかなっていうところがあります。この記事では、主要な進出先国の要件を整理しながら、どの国があなたの事業ステージに合うかを判断するための視点をお伝えします。

こんな方にオススメ

  • タイ・ベトナム・シンガポール・米国などへの法人設立を検討中で、各国の手続きや費用感を比較したい方
  • 海外進出を検討するメーカー企業の担当者や経営者で、どの国から始めるべきか迷っている方
  • コンサルタント・行政書士・中小企業診断士として、クライアントの海外法人設立をサポートしたい方

この記事を読むと…

  • タイ・ベトナム・シンガポール・米国・その他主要国の法人設立要件と手続きの違いが一覧で把握できます
  • 外資規制・最低資本金・設立期間など、判断に必要な評価軸が整理できます
  • 自社の事業ステージや進出目的に合った国の選び方が分かります

海外法人設立で国を選ぶ際の評価軸

海外法人設立で国を選ぶ際の評価軸 外資規制確認 1 業種制限確認 2 税務要件確認 3 コンプライアンス確認 4 国選定 5

国を比較する前に、評価軸を揃えておくことが重要です。「安いから」「知り合いがいるから」という理由だけで選んでしまうと、設立後に外資規制の壁にぶつかったり、税務コンプライアンスで思わぬコストが発生したりすることがあります。ここでは実務上よく使われる5つの評価軸を整理します。

外資規制と業種制限の確認方法

外資規制は国選びの最初のふるいとなります。製造業・流通業・小売業では国ごとに外国人持株比率の上限が異なり、日本企業が100%出資できる国と、現地パートナーとのJV(ジョイントベンチャー)が必須となる国に大きく分かれます。たとえばベトナムでは業種によって外資比率の上限が定められており、流通業での完全外資は条件が複雑になる傾向があります。一方シンガポールは製造業・EC・物流など多くの業種で100%外資が認められているため、意思決定のスピードを維持したい企業には選びやすい環境といえます。まず自社の事業が対象国でどの業種区分に該当するかを確認することが、国選びの第一歩です。

最低資本金と設立コストの実態

最低資本金の規模は、初期キャッシュフローに直接影響します。シンガポールは最低資本金1SGD(約110円)から設立可能で、資本金の縛りがほぼないことが大きな特徴です。対してベトナムは業種ごとに資本金要件が設けられており、製造業系では数千万円規模が求められるケースもあります。タイでは外国人事業法(FBA)の対象業種では資本金要件が厳格で、BOI(タイ投資委員会)の認可取得で規制が緩和されるルートが一般的です。「最低資本金+設立諸費用+現地法人設立代行費用」を合算した初期コストを国ごとに比較して試算することをおすすめします。

設立期間と手続き複雑さの目安

設立期間は事業開始のタイムラインを左右します。一般的に言われているように、シンガポールは電子申請が整備されており、書類が整っていれば1〜2週間での設立完了事例が多く報告されています。米国はデラウェア州などは設立手続き自体は比較的迅速ですが、連邦・州レベルの税務番号取得や銀行口座開設に追加の時間がかかります。ベトナムとタイは政府機関への申請フローが多段階になるため、現地の専門家サポートを活用しても2〜4ヶ月を要することが珍しくありません。設立期間の見通しを事業計画のマイルストーンに組み込んでおくことが重要です。

主要国・地域の海外法人設立要件 比較表

各国の要件を横断的に比較できるよう、実務上よく問われる評価軸で一覧にまとめました。数値や条件は一般的な目安であり、業種・進出形態によって異なる場合がありますので、個別案件では必ず専門家・現地機関への確認をおすすめします。

L-1ビザ等。審査期間・コストは相応
評価軸 シンガポール タイ ベトナム 米国 UAE(ドバイ)
外資100%出資 多くの業種で可 業種により制限あり(BOI認可で緩和) 業種により制限あり(一部JV必須) 基本的に可(州・業種による) フリーゾーンは100%可・本土は要現地スポンサー
最低資本金(目安) 1 SGD〜(実質なし) 約200万円〜(業種・外資比率により異なる) 業種により数百万〜数千万円規模 州により異なる(最低資本金なしの州も) フリーゾーンにより異なる(約15万〜200万円超)
設立期間(目安) 1〜2週間 2〜4ヶ月 2〜4ヶ月 2週間〜2ヶ月(州・銀行口座開設含む) 2〜8週間(フリーゾーンにより異なる)
法人税率(標準・目安) 17%(スタートアップ優遇あり) 20%(BOI認可で免税期間あり) 20%(優遇税制あり) 連邦21%+州税(州により異なる) 9%(2023年導入、フリーゾーン優遇あり)
駐在ビザ取得難易度 EP(Employment Pass)は条件明確で取得しやすい Non-B ビザ+労働許可。タイ人雇用義務あり 労働許可取得に時間を要する場合あり フリーゾーンビザは比較的取得しやすい
日本との租税条約 あり あり あり あり あり(2014年発効)

国別:手続きと要件の詳細解説

比較表では見えにくい実務上のポイントを、国ごとに掘り下げます。「手続きの流れ」「注意すべき規制」「向いている事業モデル」の3点を中心に整理しました。

シンガポール — アジア統括拠点・ホールディング設立に強い

評価軸 評価
サービス名ACRA(会計企業規制局)公式情報
外資規制◎ 多くの業種で100%外資可
最低資本金◎ 1 SGD〜(実質制限なし)
設立スピード◎ 最短1〜2週間
こんな企業向けアジア統括拠点・ホールディング・スタートアップの海外第一拠点

シンガポールは設立スピードと外資規制の少なさにおいて、アジア進出の第一拠点として選ばれることが多いですね。会社登記はACRA(会計企業規制局)の電子システム「BizFile+」を通じて行われ、書類が整っていれば1〜2週間での設立完了事例が多いとされています。法人税率は17%ですが、スタートアップ向けの初年度優遇税制により実効税率がさらに低くなる制度が整備されています。

駐在員のビザは「EP(Employment Pass)」が主流で、月給要件と学歴・職歴要件が定められています。要件は定期的に改定されているため、シンガポール人材省(MOM)公式サイトでの最新情報確認が必要です。シンガポール法人をアジア地域の統括拠点として設置し、製造はベトナム・販売は各国という多拠点構造を組む企業が増えているかなっていうところです。

こんな企業におすすめ
  • アジア複数国への展開を見据え、まず統括拠点を設置したい企業
  • 外資100%で経営の自由度を最大限に確保したい企業
  • 英語ベースのビジネス環境を活かしてグローバル人材を採用したい企業

タイ — 製造業・インフラ周辺のBOI優遇活用が鍵

評価軸 評価
参照機関タイ投資委員会(BOI)公式サイト
外資規制△〜◎ FBA対象業種は制限あり。BOI認可で100%外資可に
最低資本金○ 業種・外資比率により異なる。一般的に200万円〜
設立スピード△ 2〜4ヶ月程度(BOI認可の場合さらに時間要す)
こんな企業向け製造業・自動車関連・食品加工・農業関連での現地生産拠点

タイはASEAN有数の製造業拠点として日系企業の進出実績が厚く、サプライチェーンや日本人コミュニティの成熟度が高いのが特徴です。外国人事業法(FBA)では一定の業種において外国人の直接経営が制限されており、多くの製造業・サービス業で100%外資が困難なケースがあります。この制限を回避する主な手段がBOI(タイ投資委員会)認可の取得で、認可を受けた事業は外資比率制限の免除・法人税の免税期間・土地取得権の付与など複数の優遇措置が受けられます。

設立手続きは商務省(DBD)への定款登記、外国人事業許可の取得、BOI申請などが絡む場合があり、総じて2〜4ヶ月はかかると見ておく必要があります。駐在員の就労には労働許可(Work Permit)が必要で、タイ人従業員の雇用義務(外国人1名に対しタイ人4名が原則とされています)も実務上の注意点です。

CAUTION

FBA対象業種かどうかの判定は専門家への確認が不可欠です。「製造業だから大丈夫」と思い込んでいたら実際にはFBA規制対象だった——というケースも報告されています。事前調査を省略しないようにしてください。

こんな企業におすすめ
  • ASEAN向けの製造・生産拠点を設けたい製造業・メーカー企業
  • BOI優遇を活用して税負担を抑えながら現地生産を始めたい企業
  • 既存の日系サプライヤーネットワークに接続しながら事業展開したい企業

ベトナム — 成長市場×低コスト労働力、規制の複雑さが最大の関門

評価軸 評価
参照機関ベトナム計画投資省(MPI)公式サイト
外資規制△〜○ 業種によりJV必須・外資比率上限あり
最低資本金△ 業種別に条件あり(製造業系は数百万〜数千万円規模)
設立スピード△ 2〜4ヶ月(業種認可が加わるとさらに長期化)
こんな企業向け製造業・縫製・電子部品・EC倉庫・コールセンター機能

ベトナムは2億人に迫る人口と若年層の比率の高さ、そして製造コストの低さから、製造業を中心に日本企業の進出が続いています。法人設立には企業登録証明書(ERC)と投資登録証明書(IRC)の取得が基本ステップで、業種によってはさらに業種別ライセンスが必要となります。

流通・小売業は特に外資規制が複雑で、ECや小売業での100%外資設立には条件が課せられるケースがあります。製造業(輸出型)は比較的規制が少なく、工業団地内での操業であれば優遇税制の適用を受けやすい傾向があります。ハノイ・ホーチミンの2大都市拠点に加え、ダナン・ハイフォンなど地方都市での工場設立も選択肢になってきました。国際ビジネス連結機構ではベトナム進出支援の実績もあり、現地パートナーとのJVスキームや労働許可取得のサポートをやっています。

⚠️ ベトナム進出でよくある落とし穴
  • 業種区分の判断ミス ― 同じ「小売業」でも外資比率の扱いが商品カテゴリで異なる場合がある
  • 資本金の実行要件 ― 登録資本金を期限内に払込まないと罰則や取消リスクが生じる場合がある
  • 労働許可の遅延 ― 外国人駐在員の労働許可取得に想定以上の時間がかかるケースがある
  • 契約書・就業規則の現地語対応 ― ベトナム語版が正本となる場合が多く、翻訳コストも計上が必要
こんな企業におすすめ
  • 労働コスト削減を主目的に製造・加工拠点を構えたいメーカー企業
  • 若年消費者層を狙ったD2C・EC事業を現地で展開したい企業
  • 長期的な現地市場成長を見越して販売拠点も兼ねた法人を設置したい企業

米国 — 規模・ブランド価値は最大級、コンプライアンスコストも最大級

評価軸 評価
参照機関米国内国歳入庁(IRS)公式サイト
外資規制◎ 基本的に100%外資可(一部安保・通信等除く)
最低資本金○ 州により異なる(最低資本金なしの州が多い)
設立スピード○ 法人登記自体は1〜2週間。EIN取得・口座開設含めると2ヶ月程度
こんな企業向け北米市場への本格参入・グローバルIPO準備・高単価BtoBサービス

米国法人設立で最もよく選ばれる州はデラウェア州とカリフォルニア州です。デラウェア州は法人税制・会社法の柔軟性が高く、スタートアップから大企業まで幅広い企業が登記先として選択しています。外資規制は防衛・航空・通信など一部業種を除いて基本的に100%外資が認められており、国内市場規模の大きさと組み合わせると北米展開の拠点として魅力的です。

ただし、米国特有のコンプライアンスコストは注意が必要です。連邦法人税(21%)に加えて州税が課せられ、会計・税務申告は日本とは異なる複雑な体系となっています。駐在員ビザ(L-1、E-2等)の取得には一定の条件と審査期間が必要で、弁護士・会計士費用も相応の規模になります。「法人設立自体は早いが、実際に事業を動かす準備には半年〜1年かかる」っていうケースも少なくないですね。

こんな企業におすすめ
  • 北米市場への本格販売拠点・マーケティング拠点を設けたい企業
  • 「米国法人があること」自体がブランド価値・信頼性につながるBtoBサービス企業
  • 将来的にIPOやM&Aを視野に入れてデラウェア州のC-Corp設立を検討している企業

UAE(ドバイ)— フリーゾーンを使った中東・アフリカ・南アジアのハブ

評価軸 評価
参照機関UAE外務・国際協力省 公式情報
外資規制◎ フリーゾーン内は100%外資可(本土は要現地スポンサー)
最低資本金○ フリーゾーン別に異なる(比較的低いゾーンも)
設立スピード◎ フリーゾーンは2〜8週間程度
こんな企業向け中東・アフリカ・南アジアへの展開拠点・ハラル認証取得の足場

UAEのドバイは2025年時点で国際ビジネス連結機構が現地法人を設立した拠点でもあり、実際の手続きを経験出来ています。フリーゾーン(自由貿易地区)を活用することで100%外資での設立が可能で、法人税率も2023年に導入された9%(一定の条件を満たす場合)と比較的低水準です。ドバイには100以上のフリーゾーンが存在し、それぞれ対象業種や初期費用が異なります。

中東・アフリカ・南アジアをターゲット市場とする場合、ドバイを統括拠点として設置するスキームは実務的に機能しやすいかなっていうところです。日本とUAEの間には2014年発効の租税条約があり、二重課税の軽減措置が確認出来ています。一方、本土(メインランド)での設立は現地UAE国籍のスポンサーが必要となるため、フリーゾーン設立との使い分けが重要です。

こんな企業におすすめ
  • 中東・アフリカ・南アジア市場への展開ハブを設けたい企業
  • ハラル認証取得やイスラム圏への輸出を本格化させたい食品・化粧品メーカー
  • 低税率・高速設立を組み合わせて早期に拠点を立ち上げたいスタートアップ・中堅企業

海外法人設立の一般的な手続きフロー

海外法人設立の一般的な手続きフロー 1 事前準備 2 現地申請 3 登記完了 4 事業開始準備

国によって細部は異なりますが、海外法人設立には共通して「事前準備→現地申請→登記完了→事業開始準備」という大きな流れがあります。各フェーズで見落としやすいポイントを整理します。

事前準備フェーズで確認すべき3点

設立申請前の事前準備が、後のトラブルを防ぐ最重要フェーズです。特に確認しておくべき点は①業種区分と外資規制の適用確認、②必要書類の原本取得とアポスティーユ(公証)手配、③現地代理人(現地弁護士・行政書士)の選定の3点です。日本側の登記簿謄本や定款には翻訳・公証が必要なケースが多く、この準備期間だけで1〜2ヶ月かかることがあります。「進出を急いでいるから書類は後でいい」と考えていると、現地申請後の差し戻しで逆に時間を浪費してしまうことになります。

銀行口座開設の難易度が想定外に高い理由

海外法人設立後の最大の壁の一つが、銀行口座開設です。国際的なマネーロンダリング対策(AML)の強化に伴い、各国の銀行が外国法人に対する口座開設審査を厳格化しています。特にシンガポールと香港では、審査に数ヶ月を要したり、最終的に断られるケースも報告されています。審査では「誰から資金が流入し、どこへ送金するのか」というトランザクションの透明性が重視されます。事業計画書・取引先情報・株主構成の明確な説明資料を事前に整備しておくと審査がスムーズになるとされています。

駐在員のビザ・就労許可と現地法人の関係

法人設立が完了しても、駐在員の就労許可が下りなければ実際に現地で業務を行うことはできません。就労許可は法人の事業計画・資本金・現地雇用計画などと連動して審査されるため、「どこに誰を何人配置するか」を設立計画の段階から決めておく必要があります。たとえばシンガポールのEPは申請から数週間で取得できる場合が多い一方、タイのWP(Work Permit)はタイ人雇用の義務要件が絡むため、事前の人員計画が欠かせません。就労許可の遅延が原因で事業開始が数ヶ月ズレるケースは珍しくないので、余裕を持ったスケジューリングをおすすめします。

自社の状況に合った国の選び方

自社の状況に合った国の選び方 1 コスト削減型 2 販売拠点型 3 アジア統括型 4 テスト段階型 5 多元化型

同じ「製造業」でも、すでに東南アジアに販売実績がある企業と、これから海外販売をテストしようとしている企業では、最適な進出先が異なります。ここでは代表的な事業ステージ・目的別に推奨パターンを整理します。

製造・生産コスト削減が目的なら:ベトナム・タイ

製造コストの削減と生産拠点の多元化を目的とするなら、ベトナムとタイが有力候補になります。ベトナムは労働コストの低さと若い製造労働力が強みで、縫製・電子部品・食品加工などの分野で実績が蓄積されています。タイは自動車・電機・化学産業向けのサプライチェーンが成熟しており、BOI優遇を組み合わせることで実効的な税負担を大幅に抑えられる可能性があります。ベトナム・タイのどちらが向いているかは、製品カテゴリ・必要な熟練度・調達先との距離感によって異なるかなっていうところです。

アジア統括拠点・ホールディング設置なら:シンガポール

複数のアジア市場を一つの法人から管理したい場合、シンガポールは統括拠点として機能的です。外資規制の少なさ・英語環境・二重課税防止条約の整備・高い法的安定性が組み合わさっており、アジア地域の収益を集約するホールディング設置先として選ばれることが多いですね。設立スピードの速さも魅力で、「まずシンガポールに拠点を置き、製造はベトナム・販売は各国に展開する」という多拠点戦略の土台となります。国際ビジネス連結機構もシンガポール現地法人を設立しており、アジア多拠点での実務経験を持っています。

実際に台北市政府公認の商業施設「三創生活園区」での日本ブランドの期間限定ショップ展開のように、アジア市場での現地販売・ポップアップ展開を組み合わせることで、法人設立後の事業展開をより具体的にイメージできます。

北米・欧米市場への本格参入なら:米国(デラウェア州)

北米市場への本格的な販売拠点・マーケティング拠点が必要な場合、米国法人の設立が現実的な選択肢です。特にBtoBのサービス業や高単価製品では「米国法人があること」がビジネス信頼性に直結するケースがあります。コンプライアンスコストは相応にかかりますが、北米市場の規模と購買力はASEAN全体を大きく上回るため、ターゲットが明確な場合は投資対効果が見合うことも多いです。

国際ビジネス連結機構のサポートがおすすめな方
  • どの国に設立するか判断できず、専門家と戦略から相談したい方
  • 現地パートナー・JVスキーム・外資規制クリアのルートを一緒に考えたい方
  • 法人設立後の現地販売・ライブコマース展開まで含めてサポートを受けたい方
国際ビジネス連結機構の海外進出支援について
シンガポール・ベトナム・台湾・ドバイなどでの実務経験を持つ理事陣が、法人設立の戦略設計から現地パートナー選定・販売支援まで一貫してサポートします。料金は公式サイトよりお問い合わせください。
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まとめ

この記事では、タイ・ベトナム・シンガポール・米国・UAEを中心に、海外法人設立の手続きと各国要件を比較してきました。整理のポイントをまとめておきます。

  • 外資規制の有無と業種区分が、国選びの最初のフィルタになる
  • 設立スピードはシンガポール・UAE(フリーゾーン)が早く、タイ・ベトナムは2〜4ヶ月が目安
  • 最低資本金はシンガポールが実質なし・ベトナムは業種別に条件あり・米国は州次第
  • 製造コスト削減→ベトナム・タイ、統括拠点→シンガポール、北米市場→米国という大枠で絞り込める
  • 銀行口座開設・ビザ取得の難易度も含めたトータルの設立期間を計画に織り込むことが重要

最終的に「どの国か」を決める前に、「なぜその国で法人が必要なのか」という目的を明確にしておくことが、後悔のない選択につながります。進出先の要件整理が済んだら、次のステップは現地パートナーや現地販売チャネルの確保です。台北市政府出資組織「三創」との共同ポップアップ開催のように、現地の信頼できるパートナーとの連携から始めることが、法人設立後の事業立ち上げを早めるかなっていうところですね。

国際ビジネス連結機構では、シンガポール・ベトナム・台湾・ドバイでの実務経験を持つ理事陣が在籍しており、法人設立の戦略相談から現地パートナーとのネットワーク活用まで、海外進出支援をやっています。「どの国かまだ迷っている」という段階でも、相談だけでも歓迎ですので、気軽にご連絡ください。

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よくある質問(FAQ)

海外法人設立にかかる費用の相場はどれくらいですか?

国・業種・設立形態によって大きく異なります。シンガポールは登記費用・代行手数料を含めて比較的低コストで済む傾向がある一方、ベトナムやタイは業種別ライセンス取得や弁護士費用も加算されるため、総額は幅があります。具体的な費用感は進出先・業種・スキーム(単独出資かJVか)を明確にした上で、専門家に見積もりを依頼することをおすすめします。料金は公式サイトよりお問い合わせください。

日本の親会社と海外現地法人の関係はどう設計すればよいですか?

一般的に、日本の親会社が海外現地法人に出資する「完全子会社方式」か、現地企業との共同出資による「JV(ジョイントベンチャー)方式」かを選択します。外資規制の強い国ではJV方式が実質的に必須となる業種もあります。税務上の移転価格ルールや配当送金の手続きも国によって異なるため、日本・現地双方の税務専門家の確認が必要とされる場合があります。

現地に駐在員を派遣せずに海外法人を運営することはできますか?

国や業種によっては、現地取締役の設置義務がある場合があります。たとえばシンガポールではシンガポール居住者の取締役が最低1名必要とされています。駐在員を送らない場合は現地の専門家や代理人が取締役を兼任するスキームを採用する企業もありますが、実態的な経営管理の観点からリスクと費用対効果を慎重に検討することをおすすめします。

BOI認可はすべての業種で取得できますか?

タイのBOI(タイ投資委員会)認可は対象業種が定められており、すべての業種が対象になるわけではありません。製造業・ハイテク産業・農業関連・観光・物流などが主な対象とされていますが、認可カテゴリや優遇内容は定期的に改定されています。最新の対象業種・優遇内容はBOI公式サイトまたは現地の専門家を通じて確認することをおすすめします。

海外法人設立後にすぐ撤退(清算)することはできますか?

設立よりも清算・撤退の手続きの方が複雑で時間がかかるケースが多いとされています。ベトナムやタイでは清算に1〜2年以上かかる事例も報告されています。従業員への退職金・未払い債務の精算・税務当局の最終確認など多くのステップが発生します。進出を決める前に「撤退シナリオ」も含めた出口戦略を検討しておくことが重要です。

上田 直之
理事上田 直之

株式会社アーツ、東証スタンダード上場企業PAとのJV、ベトナム進出支援PAエンタープライズ代表取締役社長、シンガポール現地法人BeautyJapan代表取締役社長を兼務。アジア最大級の美容博覧会の日本事務局を運営。

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海外進出をお考えの方、これまでに断念された方、既に挑戦中の方をはじめ、自社商品の魅力を海外に広めたい、新たな挑戦を目指したいとお考えの皆さまを歓迎いたします。
私たち国際ビジネス連結機構は、皆さまの海外展開への第一歩を全力でサポートします。

まずは、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

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