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中国ライブコマースで日本製品を売る方法|抖音・快手入門

COLUMN

2026.5.17

中国のライブコマース市場は、日本企業にとって大きなビジネスチャンスを秘めています。抖音(ドウイン)や快手(クアイショウ)といったプラットフォームが普及した結果、ライブ配信を通じた販売は中国の消費者行動の中心に位置づけられています。しかし「どのプラットフォームを使えばいいか」「KOLへのアプローチはどうすればいいか」と、具体的な一歩を踏み出せずにいる日本企業の海外事業担当者は少なくありません。

本記事では、中国ライブコマース市場の概況から主要プラットフォームの特徴・比較、日本製品の販売手順、KOL活用の実際、注意すべき規制まで、海外事業部長クラスの方が社内で意思決定できるレベルの情報を体系的に解説します。抖音・快手を中心に、2026年時点の最新動向をもとにお伝えします。

こんな方にオススメ

  • 中国向けライブコマースに興味はあるが、プラットフォーム選定や参入手順がわからない製造業・中堅企業の海外事業部長
  • KOLやインフルエンサーを活用した中国販売を検討しているが、費用感や進め方を把握できていない担当者
  • 越境ECや中国市場への販路開拓を本格化させたいが、現地パートナー選定に不安を抱えている経営者

この記事を読むと···

  • 抖音・快手・Taobao Liveの違いと、日本製品に最適なプラットフォームを選ぶ基準が理解できます
  • 中国ライブコマースに参入するための具体的な手順とKOL活用の進め方がわかります
  • 規制・注意点を含めた実践的なチェックリストをもとに、社内での検討をすぐに始められます

中国ライブコマース市場の現状と日本企業への影響

中国のライブコマース市場は、2026年時点においても力強い成長を続けています。ライブ配信を通じた販売(ライブコマース)は、単なるトレンドではなく、すでに中国における主要な購買チャネルのひとつとして定着しています。この流れを理解しないまま中国市場への参入を検討しても、効果的な戦略は立てられません。

中国ライブコマース市場の構造プラットフォーム(抖音・快手・Taobao Live)KOL・インフルエンサーによる配信中国消費者へのリアルタイム販売※ 日本製品はKOL経由での信頼訴求が特に有効

ライブコマースが中国で定着した背景

中国でライブコマースが急速に普及した背景には、スマートフォンの普及とモバイル決済の成熟があります。消費者はライブ配信を視聴しながら、画面上でそのまま購入手続きを完了できる仕組みが整っています。また、KOL(Key Opinion Leader、インフルエンサー)の影響力が非常に高く、信頼するKOLが紹介した商品を購入する行動が広く浸透しています。

特に美容・健康食品・食材・生活雑貨のカテゴリーでは、転換率(CVR)が高い傾向にあります。これらのカテゴリーは日本製品が強みを持つ分野とも重なるため、日本企業にとっては有利な環境が整いつつあるといえます。実際、国際ビジネス連結機構が支援した事例では、配信1回で数百万円規模の売上を記録したケースも報告されています。

日本製品の強みと中国消費者ニーズのマッチング

中国の消費者は「日本製(日本原産)」に対して一定の信頼と関心を持っています。品質の高さ・安全性・独自性が評価される傾向にあり、特に化粧品・食品・健康関連商品では「日本製」という訴求が購買動機になりやすいとされています。

一方で、価格競争力だけで勝負しようとすると、中国国内メーカーとの競争は厳しくなります。品質・ストーリー・産地の背景を含めたブランドの文脈で商品を紹介することが、中国ライブコマースにおける日本製品の有効な訴求アプローチです。ライブ配信というリアルタイムの場は、このような商品背景を伝えるのに適した媒体といえます。

2026年時点の市場規模感と成長の方向性

ライブコマース市場は引き続き拡大傾向にあり、プラットフォーム間の競争も激化しています。抖音は短動画プラットフォームからの流入を活かしたEC機能の強化を進め、快手は地方都市・農村部の消費者層へのリーチを伸ばしています。Taobao Liveはアリババグループのインフラを背景に、既存のEC購買行動との連携を深めています。

日本企業が市場参入を検討する際に重要なのは、「どのプラットフォームで・どのKOLと・どの商品カテゴリーで」という3軸の組み合わせを明確にすることです。次のセクションでは、主要プラットフォームの特徴と使い分けの考え方を解説します。

主要プラットフォーム比較|抖音・快手・Taobao Liveの違い

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中国ライブコマースに参入する際、最初の判断ポイントはプラットフォーム選定です。抖音・快手・Taobao Liveはそれぞれ異なる特性を持っており、販売したい商品カテゴリーやターゲット消費者層によって最適な選択が変わります。以下では3プラットフォームの特徴を整理します。

プラットフォーム 主なユーザー層 強みカテゴリー 日本企業向け適性
抖音(TikTok中国版) 18〜35歳・都市部 美容・ファッション・食品 ◎ 高品質・ブランド訴求向き
快手 25〜45歳・地方都市・農村部 日用品・農産物・生活雑貨 ○ コストパフォーマンス訴求向き
Taobao Live 購買意欲の高いEC利用者全般 家電・化粧品・健康食品 ◎ 既存Tmall出店企業に最適

抖音(ドウイン)の特徴と日本企業への適性

抖音は短動画をベースにしたプラットフォームで、エンターテインメント性の高いコンテンツを通じてユーザーの購買意欲を引き出すことに長けています。日本製品、特に美容・スキンケア・食品・ライフスタイル関連との相性は良好です。ユーザーの年齢層は比較的若く、都市部の高所得者層へのリーチが期待できます。

一方で、抖音でのライブコマース参入には「抖音小店(TikTok Shop中国版)」の開設が必要となるため、中国の法人格または代理業者との連携が前提となるケースが一般的です。また、トップKOLへのアクセスには相応の費用がかかりますが、国際ビジネス連結機構では圧倒的低価格でのKOLアクセスを強みとしており、コスト面の課題を解消する支援が可能です。

快手(クアイショウ)の特徴と活用シーン

快手は抖音に比べて地方都市・農村部のユーザー比率が高く、よりリアルで親しみやすいトーンのコンテンツが好まれる傾向にあります。KOLとフォロワーの距離感が近く、コミュニティ型の信頼関係を築きやすいとされています。日用品・健康食品・食材など、生活に密着した商品カテゴリーとの親和性が高いプラットフォームです。

快手はKOLへの起用費が抖音に比べてリーズナブルな場合が多く、初めて中国ライブコマースに参入する企業がテストマーケティングに活用するケースも見られます。ただし、ターゲットとする消費者層のマッチングが重要であり、プレミアム感を強く打ち出したい高価格帯商品には向きにくい面もあります。

Taobao Liveの特徴と既存EC出店者向けの活用法

Taobao Live(タオバオライブ)は、アリババグループが運営するタオバオ・天猫(Tmall)と直結したライブコマース機能です。すでに天猫(Tmall)に出店している企業にとっては、既存の商品ページと連携してライブ配信から購買までのフローをスムーズに完結できる点が大きなメリットです。

新規参入の場合、まず天猫への出店審査が必要となるため、他プラットフォームと比べてハードルは高い傾向にあります。一方で、購買意欲の高いユーザーが集まる場であるため、転換率(CVR)が比較的高いという特徴があります。化粧品・健康食品・家電などの分野では特に実績が豊富です。

日本製品を中国ライブコマースで販売するための手順

プラットフォームを選定したら、次は具体的な参入の手順を把握することが重要です。中国ライブコマースへの参入は、現地の法規制・プラットフォームルール・物流インフラを理解したうえで進める必要があります。以下では一般的な流れを5つのステップで整理します。

  1. 商品・カテゴリーの適性確認と規制チェック
    販売したい商品が中国への輸入規制・食品安全法・化粧品規制に適合するかを確認します。食品や化粧品は特に事前の許認可確認が必要です。
  2. 販売形態の選択(越境EC型 or 現地在庫型)
    越境ECとして中国外から発送する形式か、現地に在庫を置いて配送する形式かを決定します。それぞれ必要な手続きと費用が異なります。
  3. プラットフォームアカウントの開設または代理店との契約
    抖音・快手・Taobao Liveのいずれかでアカウントを開設します。外国企業の場合、現地代理店や支援機関を通じた開設が現実的な場合が多くあります。
  4. KOLの選定とコンテンツ企画
    商品カテゴリー・ターゲット層・予算に合ったKOLを選定します。配信内容・商品紹介の台本・プロモーション条件を事前に詳細に確認することが重要です。
  5. 配信・運用・データ分析と改善
    初回配信後は視聴者数・コメント・購買転換のデータを分析し、次の配信に向けて改善を繰り返します。継続的な運用がライブコマースの成果を左右します。

越境EC型と現地在庫型の選び方

日本企業が中国ライブコマースに参入する際、まず判断が必要なのは販売形態です。越境EC型は中国に現地法人を持たなくても始めやすい一方、配送リードタイムが長くなるためライブ配信との相性がやや弱い面があります。一方で現地在庫型は配送スピードが速くユーザー体験が向上しますが、現地での倉庫手配・輸入通関・税務対応が必要となります。

初めて参入する場合は越境EC型からテストを始め、成果が見えてきたタイミングで現地在庫型への移行を検討するという段階的アプローチが現実的です。国際ビジネス連結機構では、こうした参入形態の選定から現地パートナーの紹介まで、一連の支援を行っています。

プラットフォームアカウント開設の実際

抖音・快手ともに、外国企業が直接アカウントを開設するためには中国の事業者登録番号(営業執照)が必要となるケースが一般的です。現地法人を持たない日本企業の場合、現地パートナー(代理店・支援機関)を通じてアカウントを開設・運用する形が現実的な選択肢となります。

代理店に依頼する場合は、アカウントの権限管理・契約条件・KOLへのアクセス範囲を契約書で明確にしておくことが重要です。特に知的財産権の扱いや、配信で使用するブランドロゴ・商品画像の取り扱いについて事前に合意しておくことをおすすめします。

初回配信前に確認すべきチェックポイント

初回のライブ配信を実施する前に、以下の点を必ず確認してください。商品の輸入許可・プラットフォームの商品登録状況・KOLとの契約内容・配信台本の確認・在庫数の確保・アフターフォロー体制(問い合わせ対応・返品ポリシー)の整備が主なチェック項目となります。これらを事前に整えることで、配信当日のトラブルリスクを大幅に減らすことができます。

KOL・インフルエンサー活用で成果を出すアプローチ

中国ライブコマースにおいて、KOL(Key Opinion Leader)の選定と活用は成果を左右する最も重要な要素のひとつです。単にフォロワー数が多いKOLを選べば売れるというわけではなく、商品カテゴリーとの親和性・ターゲット層との一致・KOL自身の信頼性が重要な判断基準となります。

KOL選定の4ステップSTEP 1 商品カテゴリーと親和性の高いKOLをリストアップSTEP 2 フォロワー数・エンゲージメント率・過去配信実績を確認STEP 3 起用条件・報酬体系・配信台本の内容を交渉・合意STEP 4 配信後データを分析し、次のKOL戦略に反映※ 初回は中規模KOL(フォロワー10万〜100万)でのテストが有効

KOLの規模別特徴と選び方

中国のKOLは一般的にフォロワー規模によって以下のように分類されます。フォロワー1,000万人以上のスーパーKOLは影響力は絶大ですが、起用費も高額になります。

フォロワー100万〜1,000万人程度のミドルKOLは、ブランド認知と購買転換のバランスが取りやすいとされています。フォロワー10万〜100万人程度のマイクロKOLは費用対効果が高く、特定のニッチカテゴリーでは高い転換率を発揮するケースがあります。

日本企業が初めてライブコマースに参入する場合、まずミドル〜マイクロKOLでテストを行い、データを積んだうえで大型KOLへの投資判断をするアプローチが現実的です。一般的にKOL起用費は日本のインフルエンサーと比べて1/3〜1/5程度とされることもありますが、実際の費用はカテゴリーや起用形態によって大きく異なります。

配信台本と商品紹介の設計ポイント

ライブ配信の成果を左右するのは、KOLの影響力だけでなく「何をどの順番でどう伝えるか」という配信台本の設計です。特に日本製品の場合、製造背景・原材料・品質管理のストーリーを丁寧に伝えることが、中国消費者の信頼獲得につながります。

KOLとの事前打ち合わせでは、商品の特徴・競合との差別化ポイント・使い方の実演方法・視聴者向けの限定特典(割引クーポン・プレゼント企画)などを具体的に共有することが重要です。また、配信中にリアルタイムで寄せられる視聴者のコメントへの対応方法もKOLと事前に確認しておくことをおすすめします。

国際ビジネス連結機構のKOLネットワークを活用する方法

KOLへのアクセスは、ネットワークのない企業にとってハードルが高い課題です。国際ビジネス連結機構では、パワーインフルエンサーへの圧倒的低価格アクセスを強みとして、日本企業とKOLをつなぐ支援を行っています。

また、過去の配信実績として、10月の「RENKETSUライブコマース」では9回の配信で累計14,172点・売上約1億1,200万円を突破した事例があります。こうした実績をもとに、初めてライブコマースに取り組む企業でも安心してスタートできる環境を整えています。

さらに、マレーシア市場においても1日1億円超の売上を誇るマレーシア大手ライブコマースが日本商品を紹介した事例があるなど、アジア全体でのライブコマース支援ネットワークを拡大しています。

注意すべき規制・手続きと失敗パターン

中国ライブコマースへの参入にあたっては、規制面・手続き面でのリスクを事前に把握しておくことが不可欠です。準備不足のまま配信を開始してしまうと、プラットフォームからのアカウント停止や、商品回収・罰則のリスクを招く可能性もあります。以下では特に注意すべきポイントを整理します。

食品・化粧品の輸入規制と必要な認可

中国への食品輸入には、中国国家市場監督管理総局(SAMR)や税関当局が定めるルールに従った手続きが必要です。食品については輸出入業者登録・ラベル規制・成分基準の適合確認が求められます。化粧品については中国版「化粧品監督管理条例(CSAR)」に基づく成分申告・ラベル表示が義務付けられており、事前の適法性確認が必須です。

「とりあえず配信してみる」というアプローチは、規制違反のリスクを伴います。特に機能性を訴求する食品・化粧品は表現規制が厳しく、ライブ配信中のKOLの発言内容についても注意が必要です。効果効能の断定的表現は中国でも規制対象となり得るため、配信台本の監修を専門家に依頼することをおすすめします。

プラットフォームの規約変更と対応方法

抖音・快手ともに、プラットフォームのポリシーや手数料体系は頻繁に変更される傾向にあります。2026年時点でも、ライブコマースに関するガイドラインの更新が継続的に行われています。特に越境商品の取り扱いルール・広告表現に関する規制・ライブ配信時の表示義務については、最新情報を継続的に確認する体制が必要です。

現地パートナーや支援機関を活用することで、こうした情報のキャッチアップを現地ベースで行うことができます。自社だけで情報収集・対応を行うのは現実的に難しいケースも多いため、信頼できるパートナー選定が参入成功の鍵となります。

よくある失敗パターンと回避策

実際にライブコマースへの参入を試みた日本企業が陥りやすい失敗パターンとして、以下が挙げられます。まず、KOL選定をフォロワー数のみで判断してしまい、商品カテゴリーとのミスマッチが生じるケースです。

次に、1回の配信で大きな成果を期待してしまい、継続的な運用に至らないケースです。また、在庫準備が不足し、配信中に「売り切れ」が続出してしまうケースも見られます。

こうしたリスクを回避するためには、小規模テストから始めて継続改善するという姿勢が基本となります。初回配信のデータをもとに、KOLの選定・台本・商品構成・価格設定を見直しながら運用を続けることで、成果は積み上がっていきます。

まとめ|中国ライブコマース参入に向けた実装チェックリスト

中国ライブコマース市場は、日本の製造業・中堅企業にとって大きな可能性を秘めたチャネルです。抖音・快手・Taobao Liveそれぞれの特徴を理解し、自社の商品カテゴリーとターゲット層に合ったプラットフォームを選定することが、成功への第一歩です。

参入の手順としては、商品適性の確認・販売形態の選択・アカウント開設・KOL選定・配信・データ改善というサイクルを丁寧に回すことが重要です。規制面では、食品・化粧品の輸入ルールやプラットフォームポリシーの変更に注意しながら、現地パートナーと連携した運用体制を整えることをおすすめします。

国際ビジネス連結機構は、KOLネットワークへのアクセス支援から現地パートナー紹介・テストマーケティング支援まで、中国ライブコマース参入を一貫してサポートしています。2026年1月の賀詞交歓会では設立約半年で会員数120社・海外支援GMV4億円突破という実績も報告されており、支援体制の充実が進んでいます。

以下のチェックリストを社内での検討にお役立てください。海外進出・中国ライブコマース参入に関するご相談は、ぜひお気軽にご相談ください。

カテゴリー チェック項目 確認
商品適性 販売商品の中国輸入規制・成分基準を確認した
プラットフォーム選定 商品カテゴリー・ターゲット層に合ったプラットフォームを選定した
販売形態 越境EC型か現地在庫型かを決定した
アカウント プラットフォームアカウントの開設方法(直接 or 代理)を確認した
KOL選定 商品カテゴリーと親和性の高いKOル候補をリストアップした
配信準備 配信台本・在庫数・アフターフォロー体制を整えた
規制確認 プラットフォームの最新ポリシー・表現規制を確認した
パートナー 現地支援機関・代理店との連携体制を確認した

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