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ASEAN進出戦略|東南アジア5カ国の選び方と手順

COLUMN

2026.5.17

東南アジアへの進出を検討している製造業・中堅企業の方にとって、「ASEAN」という括りで一括りにされがちなこの地域は、実は国ごとに市場規模・消費者特性・規制環境が大きく異なります。海外事業部として「まずどの国から攻めるか」という判断を求められているのに、比較できる実務情報が少なくて困っている、っていうところは多いですよね。

この記事では、ASEAN主要5カ国(タイ・ベトナム・インドネシア・マレーシア・フィリピン)を進出目的・業種・予算規模の3軸で比較し、どの国から始めるべきかの判断フレームワークをお伝えします。実際にやってる企業の動向データや、現地でのビジネス構築経験をもとに整理していますので、情報収集段階から「次の一手」を具体化したい方に役立てていただけると思います。

こんな方にオススメ

  • ASEAN進出を検討しているが、どの国から始めるべきか判断軸が定まっていない製造業・中堅企業の担当者
  • 複数の進出先候補を比較・検討しており、国別の市場特性や手順を深く理解したいと考えている方
  • 海外進出を支援するコンサルタント・士業として、クライアントへの国別提案精度を上げたい方

この記事を読むと…

  • ASEAN主要5カ国の特徴・強み・向いている業種が具体的にわかる
  • 進出先を選ぶための判断軸(目的・業種・予算・リスク許容度)が整理できる
  • テスト進出から本格展開までのステップと、支援体制の選び方がわかる

ASEAN進出国を選ぶ前に整理すべき判断軸

ASEAN進出国を選ぶ前に整理すべき判断軸 進出目的の明確化 1 国選定の判断軸整理 2 候補国絞り込み 3 最適国決定 4

国を選ぶ前に「何のために進出するのか」を整理しておくことが、後の失敗を防ぐ一番の近道です。進出目的が異なれば、最適な国もガラリと変わってきます。

進出目的別に「最適国」は変わる

ASEAN進出の目的は大きく「販売市場として攻める」「生産拠点として活用する」「地域統括拠点を置く」の3パターンに分かれます。目的が異なれば評価軸が変わり、おのずと最適な国も変わってきます。

販売目的なら消費者の購買力・日本製品へのブランド信頼度が重要で、タイ・シンガポール・マレーシアが候補に上がります。一方、製造・コスト削減目的なら労働力コストと労働法規制が判断軸となり、ベトナム・インドネシアが有力です。タイとベトナムは「両方に使える」という意味で人気が高い傾向にあります。

地域統括拠点を置くなら、英語が公用語で法制度が安定しているシンガポールが圧倒的に選ばれやすいですね。ただし法人設立コストや人件費が高く、テスト販売には向かない面もあります。まず「何をしたいか」を明確にすることが、国選びの最初の一歩です。

業種・商材特性が進出難易度を左右する

製造業の中でも、食品・化粧品・医療機器は各国の規制認証が必要なため、認証取得の難易度と期間が国選びに直結します。たとえばインドネシアはBPOM(食品医薬品監督庁)の認証が必要で、取得に6か月〜1年以上かかるとされています。一方、マレーシアはイスラム圏向けの輸出ゲートウェイとして機能するため、ハラル認証を取得しておくと周辺国への横展開がしやすくなります。

消費財・日用品・アパレルなどは比較的参入しやすい一方、越境ECで「まずテストしてみる」という選択肢も増えています。実際に台湾・シンガポール・ベトナムではライブコマースによる日本製品の需要が高まっており、初期投資を抑えながら市場検証できる環境が整いつつあります。

予算規模とリスク許容度で絞り込む

法人設立・現地スタッフ採用・流通網構築となると、初期費用は国によって大きく異なります。一般的な傾向として、シンガポール・タイは法人設立のルールが整備されていますが初期コストが高め、ベトナム・インドネシアはコストを抑えられる反面、規制・言語の壁を乗り越える手間がかかります。

まずはテスト販売から始めたい企業には、越境ECやポップアップイベントを活用して市場検証するアプローチが広がっています。実際、国際ビジネス連結機構が支援してきた企業の中には、現地に法人を設立する前にライブコマースや展示会出展で反応を確認し、その結果を持って本格進出を判断するパターンが増えています。

ASEAN主要5カ国の特徴を比較する

ASEAN主要5カ国の特徴を比較する ASEAN5ヶ国 インドネシア vs タイ マレーシア ベトナム フィリピン

ここでは、製造業・消費財メーカーが最も多く検討するASEAN5カ国を、実務的な視点で比較していきます。数字や制度面だけでなく、現地感覚も含めて整理していますよ。

タイ ベトナム インドネシア マレーシア フィリピン

タイ — 日系企業の「最初の一手」として鉄板

評価軸 評価
サービス名 / 公式タイ投資委員会(BOI)公式
日本製品への親和性◎ ASEAN最高水準
法人設立しやすさ○ BOI優遇制度あり
製造拠点適性◎ 自動車・電機で実績豊富
向いている業種製造業・食品・消費財

タイは日本企業の進出実績が最も多い国のひとつで、日系企業の支援インフラが整っています。バンコク近郊の工業団地には多くの日系メーカーが集積しており、部品調達から製造・販売まで一気通貫でやってる企業も多い国です。

消費者の日本製品への信頼度は非常に高く、「MADE IN JAPAN」の表示が付加価値として機能しやすい環境が整っています。食品・化粧品・家電・日用品など幅広い分野で需要があります。タイ日本人商工会議所(JCC)など、企業間ネットワークも充実しているので、現地でのパートナー探しがしやすいというのも強みですね。

一方、少子高齢化の影響で国内市場の成長率は鈍化傾向にあるとも言われています。「製造拠点 × ASEAN販売の起点」として捉えると、引き続き有力な選択肢です。

こんな人におすすめ
  • 初めてのASEAN進出で、インフラ・支援体制の充実した環境を求めている製造業
  • 製造拠点を設けながら周辺国への販売拠点も兼ねたい企業
  • 日系商社・工業団地の既存ネットワークを活用したい中堅メーカー

ベトナム — 製造とEC、両方使える高成長市場

評価軸 評価
サービス名 / 公式ベトナム計画投資省(MPI)公式
日本製品への親和性○ 都市部中産層に強い
法人設立しやすさ△ 書類・手続きは多いが整備進む
製造拠点適性◎ 縫製・電子部品・食品加工
向いている業種アパレル・電子部品・化粧品・食品

ベトナムはASEAN屈指の高成長市場であり、2026年現在も都市部を中心に中産層が急速に拡大しています。労働力コストが比較的低く、若年層が多いため製造拠点として引き続き人気が高い国です。

特に注目すべきはEC市場の急拡大です。TikTok ShopやShopeeが急成長しており、ライブコマースを活用した日本製品の販売が活発になっています。実際に国際ビジネス連結機構では4カ国(台湾・シンガポール・ベトナム・香港)でのRENKETSU LIVE実績があり、ベトナムでの日本製品への反応の良さは確認出来ています。

法人設立には現地代理人や書類準備が必要で、中国語・ベトナム語対応の専門家が必要になる場合もあります。ただ、JETROや民間支援会社のサポートが充実してきているので、情報は集めやすい環境ですね。

こんな人におすすめ
  • 製造コスト削減と同時にASEAN市場への販売も狙いたい企業
  • TikTok Shop・Shopeeなどを使ったライブコマースでのテスト販売に興味がある方
  • アパレル・化粧品・食品加工などの業種で、現地生産拠点を検討している中堅メーカー

インドネシア — 人口2.7億人の巨大消費市場

評価軸 評価
サービス名 / 公式インドネシア投資調整庁(BKPM)公式
日本製品への親和性○ 中〜高(都市部中産層)
法人設立しやすさ△ ネガティブリスト・外資規制が複雑
製造拠点適性○ 労働集約型産業に向く
向いている業種消費財・食品・ハラル対応製品

インドネシアはASEAN最大の人口を誇り、世界最大のイスラム国家でもあります。ハラル認証が必要な食品・化粧品分野では、インドネシア市場への参入がイスラム圏全体への足がかりになりえます。BPOM(食品医薬品監督庁)の認証取得は時間がかかるとされているため、早めの準備が必要です。

Shopee・Tokopediaなどのプラットフォームが普及しており、EC経由での販売も現実的な選択肢になっています。ただし外資規制(ネガティブリスト)が複雑で、業種によっては外国資本の比率に制限があります。現地パートナーとのJV(ジョイントベンチャー)形式での進出を検討する企業も多いです。

国際ビジネス連結機構では、Yenny Wahid(インドネシア元大統領令嬢・ムスリム協会会長・会員約1億人)をアドバイザーに迎えており、インドネシアにおける信頼できるネットワーク構築のサポートが可能です。

こんな人におすすめ
  • ハラル認証を取得して、イスラム圏市場全体への販路を開拓したい食品・化粧品メーカー
  • 人口規模の大きな消費市場を長期的に開拓したい企業
  • 現地パートナーとのJV形式での参入を検討している中堅企業

マレーシア — ハラル輸出の玄関口・英語ビジネス環境

評価軸 評価
サービス名 / 公式マレーシア投資開発庁(MIDA)公式
日本製品への親和性◎ 華人・マレー系ともに高い
法人設立しやすさ○ 英語対応・制度整備が進んでいる
ハラル対応・輸出拠点適性◎ 国際的に認められたHALAL認証機関あり
向いている業種ハラル食品・化粧品・ペット用品

マレーシアはASEANの中でも英語ビジネス環境が整っており、法制度の透明性が比較的高い国です。ハラル認証機関(JAKIM)が国際的に認められており、マレーシアで取得したハラル認証がイスラム圏全体への輸出に有効なケースが多いとされています。

国際ビジネス連結機構では、マレーシアMPAICC(政府唯一認定ペット業界商工会議所)との友好提携を締結しており、ペット用品分野でのマレーシア進出支援実績があります。また、マレーシア商談確約ツアーでは参加11社・商談66回・成約見込み6社という実績も生まれています。「まず商談してみたい」という段階の企業にとっても、チャンネルが整っている国ですね。

人口は約3,300万人と少なめですが、1人あたりGDPが高く購買力のある層がいます。ハラル市場全体への輸出ゲートウェイとして位置づければ、市場規模以上のポテンシャルを引き出せる可能性があります。

こんな人におすすめ
  • ハラル認証を取得してイスラム圏への輸出を本格化したい食品・化粧品メーカー
  • 英語対応で法制度の整った環境での法人設立を検討している企業
  • ペット用品など、特定業種でのニッチ市場を攻めたい中小メーカー

フィリピン — 英語圏×SNS活用でのブランド発信に強い

評価軸 評価
サービス名 / 公式フィリピン貿易産業省(DTI)公式
日本製品への親和性○ 日本文化・ポップカルチャー人気
法人設立しやすさ△ 外資60%規制など業種制限あり
SNS・EC市場成長○ Facebook・TikTokの活用が盛ん
向いている業種食品・化粧品・アニメ・ポップカルチャー

フィリピンは英語が公用語であり、SNSの普及率・利用時間がASEAN随一とも言われています。日本のポップカルチャー(アニメ・ゲーム・コスメ)への関心が高く、TikTok・Facebookを活用したSNSマーケティングが有効な市場です。

EC市場はLazada・Shopeeが普及しており、日本製品のテスト販売には適した環境ですね。一方、外資比率の制限(特定業種は外資60%上限)があり、完全子会社での参入が難しいケースもあります。現地パートナーとの協業モデルを検討する必要があります。

若年層人口が多く、経済成長率も高い傾向にありますが、物流インフラが7,000以上の島々からなるため、国内配送コストや時間がかかるという側面もあります。まずはマニラ首都圏を中心にテスト展開するアプローチが現実的です。

こんな人におすすめ
  • SNSマーケティング・インフルエンサー活用を軸に日本ブランドを発信したい企業
  • 英語対応コンテンツで、ASEAN全体への情報発信拠点として活用したい方
  • 日本食・化粧品・カルチャー関連の商品で若年層市場を攻めたい中小企業

ASEAN進出の手順と実務ステップ

ASEAN進出の手順と実務ステップ 1 目的・国選定 2 市場調査実施 3 テスト販売開始 4 体制構築 5 本格進出

国を決めたら、次は「どういう順番で進めるか」の手順を整理することが大切です。多くの企業が「いきなり法人設立」を考えがちですが、テスト販売から始めるアプローチの方がリスクを抑えられることが多い、かなっていうところです。

STEP 1:目的・国の選定と市場調査

まず進出目的を明確にし、本記事で紹介した判断軸をもとに進出先国を絞り込みます。目的が「販売」なら消費者調査、「製造」なら労働法規・コスト調査、「拠点設立」なら法人設立要件の確認が主な作業です。

JETROやジェトロの調査レポートを活用するほか、現地パートナーや支援機関に相談して一次情報を集めることが重要です。特に規制が複雑なインドネシア・フィリピンでは、業種別の外資規制を事前に把握しておかないと、後から大きな方針転換を余儀なくされるケースがあります。

また、実際に現地に足を運んで消費者の反応を見るという「市場調査ツアー」的なアプローチも有効です。国際ビジネス連結機構のマレーシア商談確約ツアーのような形で、現地での商談を複数セッティングしながら市場感覚を養うことができます。

STEP 2:テスト販売・市場検証でリスクを最小化

法人設立の前に「本当に売れるか」を確認することが、コストリスクを大幅に下げる鍵です。越境ECへの出品・展示会出展・ポップアップイベント・ライブコマースなど、初期投資を抑えながら市場検証できる手段が増えています。

たとえばベトナム・シンガポールではTikTok Shopでの日本製品販売が活発で、現地インフルエンサーやライバーを活用した販促が実績を上げています。国際ビジネス連結機構のRENKETSU LIVEでは、4カ国・計100回のライブ販売でGMV4億円という実績が生まれており、テスト販売のスピードと費用対効果は従来型の進出方法と比較して大きく異なります。

台湾でのポップアップショップ事例として、月間100万人以上が来客する商業施設「三創生活園区」での日本テーマショップなど、現地の集客力の高い場所でのブランド露出をテスト的に行うケースもあります。このような機会でブランド認知と販売データを同時に得られると、本格進出の判断材料が揃いやすくなります。

STEP 3〜5:パートナー確保・法人設立・本格展開

テスト販売で一定の手応えが得られたら、現地代理店・JV(ジョイントベンチャー)・直営店のどの形態で本格展開するかを決めます。代理店モデルは初期投資が少ない一方、ブランドコントロールが難しくなることもあるため、契約内容の精査が重要です。

法人設立は国ごとに手続きが異なります。一般的な傾向として、タイ・マレーシアは比較的整備されており、ベトナム・インドネシアは手続きに時間がかかるケースが多いとされています。現地の法律事務所・会計士との連携は不可欠です。

本格展開フェーズでは、現地スタッフの採用・物流網の整備・マーケティング予算の配分がPDCAの中心になります。RENKETSU LIVEのように、継続的に現地でのライブ販売や商談会を開催し、データをもとに改善を重ねていくアプローチが成果につながりやすいです。台湾・花蓮将軍府1936での日台復興支援POP UPイベントのように、単なる販売に留まらず現地との関係構築を意識したイベントも、長期的なブランド資産になりますね。

⚠️ ASEAN進出でよくある失敗パターン
  • 市場調査なしに「人口が多いから」という理由だけでインドネシアを選んで外資規制に引っかかる
  • ハラル認証が必要な製品でマレーシア・インドネシア市場に入ろうとして、認証取得の期間を見誤って計画が遅延する
  • テスト販売をスキップして法人設立から始め、「売れるか確認」する前に固定費が発生してしまう
  • 現地代理店任せにしてブランドイメージのコントロールを失い、後から修正に大きなコストがかかる
  • 進出国を決める前に「ASEAN全体」への展開を前提にしてしまい、リソースが分散して中途半端になる

どの国から始めるべきか?ケース別推奨

どの国から始めるべきか?ケース別推奨 1 製造業向け:タイ優位 2 中堅企業:ベトナム推奨 3 消費財メーカー:インドネシア 4 地域統括:マレーシア 5 成長市場:フィリピン

ここまでの情報を踏まえて、実際の企業規模・目的・業種別に「最初の一手」としてどの国が向いているかを整理します。あくまで傾向としての参考情報ですが、判断の軸にしていただけると思います。

製造業・中堅企業が初めてASEAN進出するなら

初めてのASEAN進出を検討している製造業・中堅企業には、タイまたはベトナムから始めるケースが多い傾向にあります。タイは日系企業インフラが整っており、ベトナムはEC・ライブコマース市場の成長が著しいです。

まずはテスト販売(越境EC・展示会・ライブコマース)で市場検証し、手応えが得られてから法人設立・本格展開を検討するというステップが現実的です。いきなり現地法人を設立するのではなく、「売れるかどうか確認してから動く」というアプローチが、特に初進出の企業には合っていると思います。

国際ビジネス連結機構のRENKETSUプランでは、月額30,000円から現地ライバーへのアクセスと販売支援が受けられる体制を整えています。JETROや民間コンサルと比べてリードタイムが短く、「来月には現地ライバーに商品を手に取ってもらえる」レベルのスピード感でやってるのが特徴です。

タイ・ベトナム先行のメリット注意点
  • 日系インフラ・支援情報が豊富
  • 越境ECとライブコマース両方使える
  • 製造・販売兼用の拠点として活用しやすい
  • タイは市場成熟化で成長鈍化傾向
  • ベトナムは法人設立手続きに時間がかかる

ハラル市場・イスラム圏への展開を狙うなら

ハラル認証を武器にイスラム圏全体への輸出を狙う場合は、マレーシアを起点にするアプローチが一般的とされています。JKIMのハラル認証は国際的に認められており、マレーシアで取得した認証がインドネシア・中東・その他イスラム圏への輸出に有効なケースが多いとされています。

インドネシアは人口規模が魅力ですが、BPOMの認証取得は時間がかかる傾向にあります。マレーシアでまず足場を固め、その後インドネシアに展開するという順序を取る企業も少なくありません。国際ビジネス連結機構のマレーシア商談確約ツアーの実績(参加11社・商談66回・成約見込み6社)からも、現地での商談機会の作りやすさが確認出来ています。

テスト販売からスモールスタートしたい場合

予算を抑えてまず「ASEAN市場で反応を見たい」という企業には、越境EC・ライブコマースを活用したスモールスタートが向いています。初期費用を抑えながらASEAN複数国の消費者にリーチできるっていうのは、以前は考えにくかったアプローチですね。

たとえばShopeeはマレーシア・シンガポール・フィリピン・インドネシアなど複数国に同じプラットフォームが展開しており、1つのアカウントで複数市場へのアプローチが可能です。TikTok Shopはベトナム・インドネシアで特に伸びています。まずはプラットフォームでのテスト販売から始めて、売れ筋商品・価格帯・顧客層を把握することが、本格進出前の「宿題」として重要です。

国際ビジネス連結機構のASEAN進出支援がおすすめな人
  • ASEAN市場への販路開拓を、まずテスト販売から始めたい製造業・中堅企業
  • 現地ライバー・商談ネットワークへのアクセスを、コンサル費用より低コストで得たい方
  • ハラル認証・インドネシア市場など、特定国のネットワーク(Yenny Wahid氏など)を活用したい企業
RENKETSU LIVEの主な実績(2026年現在)
4カ国(台湾・シンガポール・ベトナム・香港)・計100回・GMV4億円。台湾ATMライバーとの4日間5回で販売14,000点・GMV約1億1,200万円。2026年は1,000回実施予定。STARTプランは月額10,000円、RENKETSUプランは月額30,000円から。
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まとめ:ASEAN進出は「目的×国×手順」の組み合わせで決まる

この記事では、ASEAN主要5カ国(タイ・ベトナム・インドネシア・マレーシア・フィリピン)を複数の評価軸で比較し、進出先の選び方と手順を解説してきました。

改めてポイントをまとめると、以下のとおりです。

  • 進出目的(販売・製造・拠点)によって最適国は変わる。まず目的を明確化することが最初の一手
  • 業種・商材によって規制・認証の壁が異なる。食品・化粧品はBPOM・JAKIM等の認証期間を事前に把握しておく
  • タイは日系インフラが豊富で初進出向き、ベトナムはEC・ライブコマース成長が著しく販売テストに向く
  • ハラル市場を狙うならマレーシア起点でインドネシアへ横展開するアプローチが現実的
  • テスト販売(越境EC・ライブコマース・展示会)で市場検証してから法人設立へ進むステップが低リスク

ASEAN進出は「一国集中型で深く掘る」か「複数国で面的に展開する」かによってもアプローチが異なります。最初は1〜2カ国に集中してPDCAを回し、手応えが出てから横展開するのが現実的な進め方かなっていうところです。

国際ビジネス連結機構では、こうした判断をサポートするための無料相談を受け付けています。POLA ORBIS・WEGO・Afternoon Teaなど150社以上の会員企業が加盟しており、業種別の進出事例や現地ネットワークへのアクセスをご提供できます。「まず話を聞いてみたい」という段階でもお気軽にどうぞ。

よくある質問

ASEAN進出を初めて検討するとき、最初に取り組むべきことは何ですか?

まず「何のために進出するのか(販売・製造・拠点)」という目的を明確にすることが最初の一手です。目的が決まれば、対象国の絞り込みと市場調査の方向性が定まります。いきなり法人設立を目指すのではなく、越境ECや展示会・ライブコマースを使ったテスト販売で市場検証を先行させるアプローチが、リスクを抑えた進め方として多くの企業に選ばれています。

製造業の場合、ASEAN進出はどの国から始めるのが一般的ですか?

製造業の場合、タイまたはベトナムから始めるケースが多い傾向にあります。タイは日系企業向けのインフラ・工業団地が整備されており、部品調達から販売まで一貫した体制を築きやすい国です。ベトナムは労働コストが低く、縫製・電子部品・食品加工分野での製造拠点として注目されています。進出目的と業種によって最適な国は異なるため、まずは専門家に相談することをおすすめします。

ハラル認証はどの国で取得するのが効率的ですか?

マレーシアのJAKIM(イスラム開発省)によるハラル認証は、国際的に認知度が高いとされています。マレーシアで認証を取得することで、インドネシア・中東・その他イスラム圏への輸出時に活用できるケースが多いとされています。インドネシアのBPOM認証は別途必要になる場合がありますが、まずマレーシアで足場を固めてから横展開するアプローチが一般的です。認証機関や手続きの詳細は都度確認が必要です。

テスト販売で活用できるASEANの主なECプラットフォームは何ですか?

ASEANで広く使われているECプラットフォームとして、Shopee(マレーシア・シンガポール・フィリピン・インドネシア等)・Lazada(タイ・マレーシア・フィリピン・ベトナム等)・TikTok Shop(ベトナム・インドネシアで急成長)・Tokopedia(インドネシア)などがあります。Shopeeは複数国に同一プラットフォームが展開しており、初めての越境EC出店に活用しやすい傾向にあります。ライブコマース活用も広がっており、現地ライバーとの協働販売も選択肢のひとつです。

ASEAN進出支援を依頼する際に確認すべきポイントは何ですか?

支援会社・機関を選ぶ際には「実際に現地で動ける体制があるか」「テスト販売から本格展開まで一貫して支援できるか」「現地の規制・認証対応の実績があるか」を確認することが重要です。コンサルティング型(戦略提案中心)と実行支援型(現地パートナー・ライバー・商談セッティングまで手がける)では費用構造が大きく異なります。国際ビジネス連結機構のような実働型のネットワーク支援は、従来の大手コンサルとは費用感が異なる選択肢として確認出来ています。

評価軸 タイ ベトナム インドネシア マレーシア フィリピン
市場規模・人口 約7,200万人 約9,700万人 約2.7億人 約3,300万人 約1.1億人
日本製品への親和性 ◎ 非常に高い ○ 高い ○ 中〜高 ◎ 高い ○ 高い
法人設立のしやすさ ○ 比較的容易 △ 手続き多め △ 規制が複雑 ○ 英語・制度整備 △ 外資規制あり
製造拠点としての優位性 ◎ 自動車・電機 ◎ 縫製・電子部品 ○ 労働集約型 △ 中程度 △ BPO中心
越境EC・テスト販売適性 ○ Lazada強い ◎ TikTok Shop急成長 ◎ Shopee・Tokopedia ○ Shopee・ハラル需要 ○ Lazada・SNS
向いている業種 製造・自動車・食品 製造・アパレル・IT 消費財・食品・ハラル ハラル・化粧品・食品 サービス・食品・化粧品
上田 直之
理事上田 直之

株式会社アーツ、東証スタンダード上場企業PAとのJV、ベトナム進出支援PAエンタープライズ代表取締役社長、シンガポール現地法人BeautyJapan代表取締役社長を兼務。アジア最大級の美容博覧会の日本事務局を運営。

お問い合わせ CONTACT

海外進出をお考えの方、これまでに断念された方、既に挑戦中の方をはじめ、自社商品の魅力を海外に広めたい、新たな挑戦を目指したいとお考えの皆さまを歓迎いたします。
私たち国際ビジネス連結機構は、皆さまの海外展開への第一歩を全力でサポートします。

まずは、下記のお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

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